「LGBTQ+と出会う方法が知りたい」「LGBTQ+向けのアプリはあるの?」このような疑問をお持ちの方も多いでしょう。
そこで本記事では、LGBTQ+向けのおすすめマッチングアプリをご紹介します!
セクシャルマイノリティの方が出会う方法や、マッチングアプリで出会う際の注意点なども解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
LGBTQ+向け出会い掲示板は危険
LGBTQ+が出会う場として「LGBTQ+向け出会い掲示板」がありますが、この方法はおすすめできません。基本的にLGBTQ+向け掲示板は、登録や利用の際に本人確認が行われず、運営者も不明瞭です。
そのため、悪質ユーザーと出会ってしまったり、脅迫被害や詐欺、冷やかし、なりすましといった被害を受けたりするリスクが高いのが実情。LGBTQ+向けの掲示板の使用をきっかけに犯罪に巻き込まれる恐れも。
また、掲示板は乱交目的で利用されることが多いコミュニティでもあります。性病が蔓延しているため、掲示板を通してLGBTQ+の方と出会えたとしても、性病のリスクは他の出会い方よりも高くなるでしょう。
このように、掲示板を通しての出会いには非常にトラブルが多いので、基本的に利用しないことをおすすめします。
LGBTQ+の出会いの方法4つ
LGBTQ+の方が出会う方法としては、以下の4つが挙げられます。
- イベント
- ミックスバー
- マッチングアプリ
- 出会い系アプリ
それぞれを詳しくチェックしていきましょう。
1.イベント
LGBTQ+の出会いの方法として、LGBTQ+向けのイベントに参加する方法があります。セクシャルマイノリティの方が集まるイベントに参加することで、同じLGBTQ+の方と出会える可能性が高まります。
ただし、イベントに友人やパートナーと参加している方が多いため、一人では参加しづらい点がデメリット。また、イベントに参加するには費用がかかりますが、どのような相手と出会えるかは運次第です。
デメリットもありますが、うまく活用すればLGBTQ+の方と効率よく出会える方法なので、勇気を出して参加してみてはいかがでしょうか。
2.ミックスバー
出会いのチャンスを広げたい方は、LGBTQ+フレンドリーを掲げているミックスバーを訪れてみてはいかがでしょうか。
ミックスバーとは、ゲイやレズ、トランスジェンダーなど様々なセクシャリティの方々が集まるバーのこと。ミックスバーなら自分の性的指向をオープンにして周りと話ができますし、お客さん同士で交流を深められます。
ただし、ミックスバーは東京や都心部以外にはほとんどありません。住んでいる地域によっては、近くにLGBTQ+フレンドリーのミックスバーがないこともあるでしょう。
また、常連の方が多いため、最初は気後れしてしまう可能性もあります。自分からコミュニケーションを取るのが好きという方なら、ミックスバーで出会いを探しやすいでしょう。
3.マッチングアプリ
タップルやペアーズなど、恋活を目的に利用されるマッチングアプリで出会いを探す方法もあります。
しかし、基本的にマッチングアプリはストレートの男女の出会い向けに作られているもの。LGBTQ+の方が出会いを探すのには、特段おすすめはできません。
ただし、Tinderなどの海外発のマッチングアプリは、同性とマッチングする機能が搭載されていることもあります。他の方法で出会いを探しつつ、マッチングアプリを併用すれば効率よく相手を見つけられるでしょう。
4.出会い系アプリ
LGBTQ+との出会いを探しているのなら、出会い系アプリを活用してみてはいかがでしょうか。
出会い系アプリはストレートの方はもちろん、セクシャルマイノリティの出会いにも対応しているのが特徴。どこにいても利用できるため、住んでいる地域を問わず出会いを探せる点もメリットです。
また、ミックスバーやイベントのように「一人では参加しづらい」と感じることもなく、一人でも十分LGBTQ+の相手を探せるでしょう。様々な人が活用している上、利用者も多いので、出会いの場として使いやすい方法です。
LGBTQ+がマッチングアプリを使うメリット
LGBTQ+の方がマッチングアプリで出会いを探すことには、以下のようなメリットがあります。
- 出会える母数が多い
- 最初にメッセージできる
- コミュニティがある
- 継続的な関係が築きやすい
それぞれを詳しく見ていきましょう。
1.出会える母数が多い
マッチングアプリで出会いを探すメリットとして、出会える母数が多い点が挙げられます。
日常生活ではなかなか同じ性的指向を持つLGBTQ+と出会えない、という方が多いのが現状ではないでしょうか。
しかし、マッチングアプリなら全国にいるLGBTQ+が登録しているため、出会える可能性がグッと高まります。その上、自分が普段の生活では出会えないような、利用の相手と出会えることも。
インターネットがつながる環境とスマートフォンがあれば、自宅から出なくても出会いを探せる点も大きな減りとです。
2.最初にメッセージできる
実際に会う前にメッセージのやり取りができる点も、マッチングアプリのメリットです。
最初にメッセージを交わすことができるため、危険な人や気が合わない人をスクリーニングできるのが特徴。自分と合わない人と出会ってしまったり、苦手な人とやり取りを続けたりする手間を省けます。
ミスマッチや相手とのトラブルを防ぐためにも、最初のメッセージで「相手が自分の好みと合っているか」「セクシャリティに関する考え方が合っているか」を確認しておきましょう。
3.コミュニティがある
一部のマッチングアプリには、セクシャルマイノリティやLGBTQ+向けのコミュニティが設けられています。
こういったコミュニティを使えば、同じ性的指向を持つ人と繋がりやすくなり、安心して相手とのコミュニケーションを楽しめます。
うまくコミュニティを活用することで、LGBTQ+ならではの疑問や悩みなどを相談・共有することも可能。より充実した出会いを探すためにも、マッチングアプリのコミュニティ機能を活用してみてください。
4.継続的な関係が築きやすい
継続的な関係が続きやすいのも、マッチングアプリで出会いを探すメリットといえるでしょう。
マッチングアプリでは、相手の外見が好みかどうかや、メッセージのやり取りの内容をチェックしてから出会うのが一般的です。
ある程度相性が良い相手とだけ出会える仕組みになっているため、その後の関係がうまくいきやすいとされています。
実際に、イベントやミックスバーで出会った人よりも、マッチングアプリを使って出会った人の方が関係性が継続しやすいという研究結果も報告されています。「絶対に出会いで失敗したくない!」「相性の良い相手とすぐに出会いたい」と考えているのなら、マッチングアプリを使って出会いを探してみると良いでしょう。
LGBTQ+の出会いにおすすめのマッチングアプリ
次に、LGBTQ+の出会いにおすすめのマッチングアプリを6種類ご紹介します。
- ハッピーメール
- ワクワクメール
- Jメール
- イククル
- デジカフェ
- Tinder
それぞれのマッチングアプリの特徴やおすすめポイントをまとめています。LGBTQ+の方が使いやすいアプリばかりなので、ぜひ参考にして理想の相手と出会いましょう。
1.ハッピーメール
サービス名 | ハッピーメール |
運営元 | 株式会社アイベック |
運営開始 | 2000年8月 |
インターネット異性紹介事業 | 受理番号:90080003000 |
会員数 | 3,000万人 |
ハッピーメールは、会員数3,000万人と、国内最大規模のマッチングアプリ。
LGBTQ+フレンドリーを掲げているアプリなので、セクシャルマイノリティの方でも利用しやすいのがメリットです。国内全土に多数の登録者がいるため、都心部はもちろん地方に住んでいる方でも出会いを探しやすいでしょう。
ハッピーメールには、同性愛者を募集できる掲示板があるのが特徴。掲示板を活用すれば、同じ性的指向を持つ方と効率よく出会えます。プロフィール検索から「LGBTQ+」と入力して相手を絞り込むのも、おすすめの方法の一つです。
運営歴20年以上と長く続いているマッチングアプリなので、利便性が高く初心者でも使いやすいでしょう。どのアプリを使えばいいか分からない方は、まずハッピーメールを始めてみてはいかがでしょうか。
2.ワクワクメール
サービス名 | ワクワクメール |
運営元 | 有限会社コロン |
運営開始 | 2001年 |
インターネット異性紹介事業 | 受理番号: 96090001000 |
会員数 | 1,100万人 |
ワクワクメールも、会員数1,000万人と規模が大きく、LGBTQ+の登録者が多いマッチングアプリです。
ワクワクメールには、同じ価値観や考え方、恋愛観を持つ人を検索できるコミュニティ機能があります。このコミュニティの中にLGBTQ+向けのカテゴリーがあるため、同じセクシャルマイノリティの方を見つけやすいのがメリット。
また、キーワードを自由に設定してプロフィールを検索することも可能です。例えば、「LGBTQ+ 恋人」と検索すれば、自己紹介でLGBTQ+の恋人を探している人をピンポイントで見つけられるのです。
さらに、ワクワクメールには顔写真と身分証が同一人物であることを証明する「セルフィー認証」が導入されています。そのため、なりすましなどの悪質ユーザーに出会う心配がなく、安心して出会いを探せますよ。
3.Jメール
サービス名 | ミントC!Jメール |
運営元 | 有限会社エムアイシー総合企画 |
運営開始 | 2000年4月 |
インターネット異性紹介事業 | 第90080006000号 |
会員数 | 600万人 |
Jメールは、20年以上運営されている老舗のマッチングアプリです。運営元が九州にあるため、特に九州で出会いを探しているLGBTQ+の方におすすめ。もちろん、大阪や東京などの都心部でも出会いを探せますよ。
Jメールは、「日記機能」や「つぶやき機能」など、Twitterに似た機能が搭載されているのが特徴。つぶやきや日記をチェックすれば、自分と性的指向が合う人を効率よく探せるでしょう。
日記やつぶやきに「自分はLGBTQ+であること」や「出会いを探していること」を書き込めば、相手からアプローチをしてもらえる可能性も高まります。
また、Jメールは掲示板機能も充実しています。「LGBTQ+の方で会える人いませんか?」といった内容を書いて投稿すれば、相手からアクションが来る可能性が高いでしょう。
4.イククル
サービス名 | イククル |
運営元 | プロスゲイト株式会社 |
運営開始 | 2000年 |
インターネット異性紹介事業 | 受理番号:63080004000 |
会員数 | 1500万人 |
イククルも、出会いを探しているLGBTQ+の方におすすめのマッチングアプリ。会員数が1,500万人と非常に多く、様々なユーザーが登録しているため、LGBTQ+の方でも理想の相手を探しやすいでしょう。ユーザーの年齢層も幅広いので、若い人はもちろん年齢が高めの人でも出会いのチャンスがあります。
イククルを活用してLGBTQ+と出会うのなら、「同性愛」というカテゴリーの掲示板を利用してみてください。好みの相手に積極的にメッセージを送ってアプローチすることで、理想の相手と付き合える可能性が高まりますよ。
また、イククルは検索機能が充実しているのも特徴。特に、「会える日から探す」という検索を活用して都合の良い日を指定すれば、すぐに出会いを探せます。
5.デジカフェ
サービス名 | デジカフェ |
運営元 | 株式会社NORG |
運営開始 | 2001年 |
インターネット異性紹介事業 | 受理番号:30090216006 |
会員数 | 10万人以上 |
デジカフェは、アダルト目的の相手を探しているLGBTQ+におすすめしたいマッチングアプリ。
会員数は10万人と他のアプリに比べると少なめですが、その分ライバルが少ないため十分出会えるチャンスはあります。他のマッチングアプリとデジカフェを併用しながら出会いを探せば、効率よく理想の相手を探せます。
デジカフェでLGBTQ+と出会うのなら、「日記機能」を活用するのがおすすめです。他のユーザーの日記を見てLGBTQ+の人を探したり、自分がLGBTQ+だと記載したりして、求める相手を探してみると良いでしょう。
また、デジカフェは掲示板のチェックやプロフィールの閲覧が無料で行えるのがメリット。コスパよくLGBTQ+と出会いたいのなら、デジカフェを活用してみてください。
6.Tinder
サービス名 | Tinder(ティンダー) |
運営元 | MGジャパンサービス合同会社 |
運営開始 | 2012年9月 |
インターネット異性紹介業 | – |
会員数 | 非公表(累計5億ダウンロード) |
コスパ良くLGBTQ+と出会いたいのなら、Tinderがおすすめです。
Tinderは男性・女性ともに基本無料で利用できるのが最大のメリット。会員数は公表されていませんが、アプリの累計ダウンロード数は5億を突破しており、ユーザーの多さも魅力です。
Tinderは、出会いの対象を異性だけでなく、男女両方に設定できるのが特徴です。LGBTQ+を含むセクシャルマイノリティの人でも、好みの相手を探しやすい環境が整っているといえます。
LGBTQ+がマッチングアプリを使う時の注意点2つ
マッチングアプリを活用すれば出会いを探しやすいですが、いくつか注意しなくてはいけないポイントもあります。
- ヤリモクに注意
- 冷やかし目的に注意
それぞれの注意点を詳しく解説するので、マッチングアプリで出会いを探す前に目を通しておきましょう。
1.ヤリモクに注意
マッチングアプリで相手を探す際は、ヤリモクのユーザーと出会わないよう注意が必要です。
LGBTQ+のユーザーの中には、ただヤリたいだけの人も存在します。真剣な交際を望んでいるのなら、相手がヤリモクではないか、真剣な出会いを探しているのかなど、相手の目的をしっかり見極めることが大切です。
また、最初の顔合わせは夜ではなくお昼にする、関係が構築されるまでは長時間会わない、などの対策も必要。マッチングアプリでLGBTQ+と出会う際は、慎重に行動するよう心がけましょう。
2.冷やかしに注意
LGBTQ+がマッチングアプリで出会いを探すのなら、冷やかしにも注意が必要です。
ユーザーの中には、LGBTQ+を冷やかす目的で登録している人や、LGBTQ+を装っているストレートの男女も見受けられます。こういったユーザーと出会ってしまうと、トラブルに発展したり人と出会うのがトラウマになったりする恐れがあるため注意しましょう。
冷やかし目的のユーザーと出会わないためには、メッセージをある程度の期間続けるようにしたり、実際に会う前に通話をしたりするのがおすすめです。「早く出会いたいから」と焦らず、相手が信頼できる人だと判断できてから会うようにしてください。